2018年7月22日日曜日

飛びこむ先も塵

さっきふれてたたずんだ天井を探させる背中は昼夜織りでおられ

風景をひくく抑える声がなにかと水平に手立てをほうる

それじゃないその手立てじゃない 駅で見かけた方円の手立てのはずだよ

あのように投げかえす猫をふくらませるように

うすくはがれて落ちてくる泡は空気をはらんでいないのにはためく残影が首肯を一手進める

そこにおられる背中に影ははいのぼった どうか指先の先を見つめないでください

自転車であやまったら猫橇の行列がいつまでも途切れなくって寝ると猫に怒られる君の

とどいたのは「どうして足音はたどる道を説明しないの」

手のひらの模様を知らないとしてもその風は通らない

着地しない足のいうとおりにしたら かえるかえらないかえる「足で足の上を歩くからだよ」

どんな落下も重力を保証しない 折りたたまれた風の表面をどこまでもどこまでも読んでみるか?

者とともに舞いおちるすべての物たちが歩き方を忘れるために落葉は落陽を溶かして器に従わないよう水を諭す

それはわたしの足でも背中でもありません

先の先を折りたたんでも風の落下にはなりません

どうか猫がふくらみませんように

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